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「夏が来〜れば想い出す♪♪」尾瀬沼も良いけど、地球は広い!ドイツも想い出して下さい。8月半ばから9月の半ばにかけて北ドイツのリューネブルガーハイデ一帯に赤紫のエリカの花が咲き乱れ、絨毯のように一面紫色に染まります。ここは自動車進入禁止地区なので、馬車に揺られながらお花見をするか、元気のある人は歩いて万歩メーターに挑戦して下さい。途中、シェパード犬を連れた羊飼いのおじさんに出逢うかもしれません。いとも牧歌的です。エリカの花にちなんで命名されたのがエリカ街道。ドイツ最大の港町、ハンブルクを起点にシュターデ、プレーン、トラーベミュンデ、リューベック、ラッツェブルク、メルン、リューネブルク、ツェレ、ハノーバーの10都市を結ぶ観光ルート。
今日はそのうちのいくつかの都市をご紹介しましょう。 《ひめ》
- ●シュターデ STADE
- まずはシュターデから出発。その昔、塩の交易で栄えハンブルクを凌いだハンザ都市。中世の街並みがそっくり残っています。
今から8年前の1989年、沖縄は宮古島から「ドイツ村建設委員会」代表団がやってきて「ここの旧市街を全部まとめて2億5千万マルクで買う!」と言ったもんだから地元民はビックリ!わらぶき屋根の農家がお嫁入りする予定でしたが、火事にあっておじゃん。でも宮古島にはドイツ文化村がちゃんとできました。 《ひめ》
ハンブルクに住みながらシュターデに行ってないあなた! 晴れたら、すぐ行くべし。しかも、列車ではなく「船で」ブランケネーゼをながめながら。シュターデ行きは、ランドゥングスブリュッケLandungsbrueckeの3番桟橋から「エルベ・シティ・ジェット」が運行しています。45分という速さ。出発時間は時刻表で前もって確認を。休日でなくてもいつも満員なので、当日は早めに行って眺めの良い二階席をゲットしましょう。進行方向右サイドがお勧めです。
船が着くと無料バスが街まで運んでくれます。約10分です。昼食は素敵なお店が多いので迷ってしまいますが、定番は「アルトシュタットカフェAltstadtcafe」でしょう。市庁舎と同じ通りのHoekerstr. 29にあります。古い木組みのかわいいお店です。ランチは好評なのですぐ売り切れ。お早めに。
シュターデは700年前にはハンブルクよりも栄えていました。スェーデンの領土だったこともあって、北ドイツの街並とは少し趣が異なっているところが見所。港としての重要性が失われたせいもあって、17・18世紀の街並が非常に良く保たれています。 《いぬ》
- 森と湖の多いことで知られるホルシュタイン地方にあるプレーンは保養地として有名。シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭の開催地としても脚光を浴びています。毎夏開かれるこの音楽祭は、クラシックから現代音楽まで有名無名の音楽家が演奏をご披露します。プレーンの湖畔にあるお城や教会、牛舎や納屋などをコンサート会場に使う個性的な音楽祭です。 《ひめ》
日本人にはあまり知られていませんが、湖のある保養地。駅を降りると、もう目の前にはプルーン湖が広がっていて感動すること間違いなし。天気がよければ2時間ほどかけて湖を廻る船に乗ってください。丘の上に立つお城(現在は学校の寄宿舎)を船の甲板から眺めながら、ゆったり出来ること受け合います。はっきり言ってエリカ街道いちおしです。一泊しても良い感じ。ただ、食事はいまひとつか・・・。ハンブルクより列車で約2時間。 《いぬ》
- トラーベミュンデはバルト海に面したリゾート地。白い砂浜の続く海辺沿いにホテルが立ち並び、クアハウスやカジノもあります。「白痴」を書いたロシアの文豪、ドストエフスキーがここで一文無しになってしまったと、まことしやかに伝えられております。 《ひめ》
- リューベックはドイツの文豪トーマス・マンが生まれた町。ノーベル賞をもらった「ブッデンブローク家の人々」の舞台となった館は、ハンブルク日本人会からも寄付を得てマン兄弟の記念館となって一般公開されています。
向かい側にあるマリーエン教会は、バッハが足繁く通ったことで有名。当時活躍していたオルガンの名手、ブクステフーデにあこがれて若きバッハが頻繁に足を運んだものの「娘の一人をめとれ!」といわれ泡食って逃げたとか... 《ひめ》
- ラウエンブルク湖自然公園に浮かぶ小島に建つラッツェブルクは、ハインリッヒ獅子王の建てさせた大聖堂があることで有名。この王様は獅子が好きだったのか、たてがみが獅子みたいだったのか、自分の作った建物の入り口には「狛犬ならぬ」獅子の石像をはべらせております。 《ひめ》
- 千年の歴史を持つ塩の町、リューネブルクは地下に眠る岩塩で大儲けした町。保存剤としては塩しかなかったその昔、「白い金」として重宝されました。ラッツェブルクを経由してリューベックまで陸路で運ばれ、それから船でスカンジナビア諸国にも輸出されました。この陸路は「古き塩の道」と呼ばれ、快適なドライブコースになっています。
ところで、エリカが満開になる8月半ば頃「エリカの女王選出大会」が開かれます。リューネブルガーハイデには約70の村が点在し、その中のアーメリングハウゼンが大会場所。立候補の条件はリューネブルガーハイデ出身または在住する18〜25才までの独身女性。女王に選ばれると前女王からエリカで作った冠とマントを受け、エリカで飾ったオープンカーでパレードに参列。村中がエリカ一色になります。 《ひめ》
ハンブルクから電車で約2時間。詩人テオドール・シュトルムが生まれた町として有名な小さな港町です。徒歩で観光可能。Wasserreihe 31にはシュトルムの記念館があります(開館は4月から10月まで/年中無休)。●シュレスヴィッヒ SCHLESWIG北海が見てみたいというあなたは、駅からタクシーで。徒歩ではちょっと無理ですよ。
お昼には港に並ぶ魚料理のお店で軽く。新鮮な魚があるわりには、味付けが「ない」ような感じのものが多いので、決して期待せずに! 海老や魚のフリカデッレのサンドイッチを食べさせる店がありますので、そこらへんで一休み。街をぶらぶら散歩して帰りましょう。 《いぬ》
車で連れて行ってもらったので定かではありませんが、列車でもいけるはず。言わずとしれたシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州の古都(現在はキールが州都)です。●ブレーメン BREMEN北ドイツでモニュメンタルな美術品を見たいという人は、迷わずここを訪れましょう。町の中心にある大聖堂Schleswicher Domの《ボルデスホルマー木彫祭壇Der Bodesholmer Altar》を見ずして北ドイツの美術を語るなかれ。あまりに素晴しいその姿に、美術愛好家でなくとも必ず感動できます。
ハンス・ブリュッゲマンという彫刻家によって1521年に完成されたこの祭壇は、本来ボルデスホルムのクロスターにありました。かつてはこの町がこの地方で最も栄えていたのですが、次第にシュレスヴィッヒに重要性が移り、祭壇が移動させられてしまったそうです。高さ12,60m、幅7,14の巨大な祭壇には、精巧に彫られた400体もの人物像によって「キリストの受難伝」が構成されています。オペラグラスか双眼鏡のようなものを持って行くとよいでしょう。
彫刻家ハンス・ブリュッゲマンについては殆ど知られていません。作品が少ないことや、早死にしたことが原因と思われます。伝説では、他の町に似たような祭壇を作られないようにボルデスホルムで毒を盛られて目をつぶされたと言われています。
大聖堂のあとは、「ゴットルフ城美術館Schloss Gottorf」に行きましょう。古代から現代までの5つの博物館が複合する巨大な博物館です。一日ですべて見るのはまず不可能。そこで、絶対はずせないのは《バイキングの船》と《ゴットルフ城礼拝堂Schlosskapelle》です。あとは時間の許す限り気ままに回ってください。大人一人DM7.00です。 《いぬ》
準備中です。●ズュルト島 SCHLESWIG
ドイツのリゾート地をご紹介します。●シュヴェリン SCHWERINその名は「ズュルトSylt」島。結構お勧めです。 ハンブルク・アルトナ駅からレギオナール・エクスプレスでWesterland(ズュルト島の町)まで約2時間半(ICでも同じです)。ながーくて、しろーい砂浜が限りなく広がっていて素敵です。混んでいますが広いので気になりません。
しかも、北海なのに遠浅で泳げるんです。ドイツ人にとってはリゾート地なのだからあたりまえかもしれませんが、水が冷たくないのには驚きました。むしろギリシャのほうが冷たいくらいです。海流の関係かもしれませんが、なんか不思議ですね。
この島でStrandkorb(日光浴のための籠椅子)に座り北海を眺めるのが最高ですが、シーズン中は大量に浜辺にみられるにもかかわらず、どこへいってもausverkauftなので注意。長期の滞在者が1週間単位で借りているのでほとんど空きがないこと多し。もし、どうしても座りたいひとは朝に着かないとだめみたいです。
ズュルトでは自転車で島を巡るのが気持ちいいからぜひ。駅のホーム1番線で借りられます。一日8マルク(3段変速/7段なら10マルク)。その他にも駅の近くに何軒か貸自転車屋がありますが値段は同じです。
注意点はビーチにはいるにはお金が取られること(払わずにはいることも可能と思われますが・・)。Tgeskarteが6マルク。それを買えば、いったん出て次のビーチまで自転車で行けるので便利でしょう。
食べ物は、手頃でおいしいお店を見つけることが出来ませんでしたが、お店は町中に一杯あります。また休憩はWesterlandのFriedrichstr.には「ライジーファーLeysieffer」という有名店のカフェレストランでどうぞ。
ちなみに水と砂浜はすんごくきれいです。秋や冬もそれはそれで趣があるでしょう。ぜひ、晴れた日にどうぞ。 《いぬ》
ハンブルクからロストック行きの列車に乗れば約1時間半。車でもベルリン方面に走って途中でシュヴェリン方面に線を変更すれば1時間半の道のり。
現在メクレンブルク・フォアポンメルン州の首都はロストックですが、首都の雰囲気をそなえているのはここシュヴェリンです。
シュヴェリン湖を目前に開けた街には写真に見られるお城を始め、威風堂々とした博物館や市庁舎などがマルクト広場を中心に立っています。マルクト広場の周りには素敵なカフェがいくつもあるので、昼食や夏の日の長い午後などはここでのんびりとするのもいいでしょう。
湖ではボートを借りてみるのもいいし、お城を控えた水際の公園で寝ころぶのドイツ風かもしれません。
お城の正面に立つ博物館の階段を使って、99年夏には一月にわたって「アイーダ」が上演されました。 《きつね》