このコーナーはハンブルクに住む私達が生活の中で見つけた「ちょっと新しい街の素顔」をお届けします。

「今週の...」とありますが、もしかしたら毎日の更新かもしれないし、はたまたまた月に一度になるかもしれませんが日記をつけるように皆で記事の更新ができるようにがんばります。

■春が来た2003


 長かった冬もようやく終わり、輝ける春がようやくやってきました。夏時間にもなって、夜も9時くらいまでは明るく、散歩やカフェなど外でアフターファイブを満喫する人も増えています。アルスター湖の周りでは早咲きの桜が満開になっています。写真はインターコンチホテルや音楽大学のある湖の西側にならぶ桜並木です。

 日本では2月頃の花レンギョウもここでは春の花の代表です。鮮やかな黄色に咲いた花には人だけでなく犬も嬉しそうです。アルスター湖の周りはピンクと黄色の花が咲き乱れていて、素晴らしい眺めです。

 暖かくなって、ヨットスポーツのシーズンが始まりました。帆を張ったヨットの学校が湖にはあるので、週末ともなるとたくさん色とりどりの帆が見られます。それからカヌーも盛んんで、一人乗りから6人乗りくらいまでの大型カヌーがすいすいと湖を行ったり来たりしています。カヌー教室もあるので、習ってみるのもいいかもしれません。

■雪、ゆき、ユキ、そして又雪


 まぁ、今年の冬はよく雪が降る。しかもあまりの寒さに残った雪が凍り付いて、寒々とした風景にとどめをさしている。車の事故もずいぶんとあったようだ。「今夜は冷えるなぁ。。」って思ったら、市内の路面があちこち凍っていて通行止めになることしばしば。まいった。

 2月になっても南のほうでは大雪らしい。去年のクリスマス時期にはテレビでも「ホワイトクリスマス確率」なんていうのもやっていて、雪を待ちこがれていたドイツ人もさすがに今は毎日の暗い空を眺めてはうんざりしている。いったいいつになったら青空がハンブルクの空にもどってくるのだろうか。。

■国際自転車ロードレース大会


 つい2週間前にアメリカのレンス・アームストロング選手の4連覇で幕を閉じた自転車ロードレースの最高峰、ツールドフランスの興奮も残る中、ハンブルクの夏の恒例となった自転車レースが行われました。

 当日の朝方は雨模様だったのですが、レースの始まるころから日も差し始め絶好のコンディションとなったレース。この大会はプロの選手だけではなく、一般の参加者もでき今年はその数1万3千台を超えたそうです。

 コースは街中をスタートしてまずはエルベ川沿いを東へ。このあたりは野菜や果物の農家がたくさんある土地で平地ながら素晴らしい眺めです。その後市内へ戻ってきて、今度は一路西へと向かいます。高級住宅街のあるブランケネーゼ方面へと向かい、全コース唯一と言っていい急斜面を登ってから又一気に街中へと向かってゴールです。

 ドイツテレコムのスター、ヤン・ウルリヒ選手は怪我とドーピング問題で不参加、それでも世界一のスプリントをほこるツァーベル選手も参加しての素晴らしいレースでした。写真はゴールへ向かう選手たちと、特設テレビで中継を見守る市民です。(写真提供、こぶママ)

■胡瓜魚


 日本では春の訪れを告げる風物詩に「白魚のおどり食い」があります。筆者も小さい頃、近くの川に白魚を買いに行かされた想い出があります。取れたては生きたままツルッといただく「おどり食い」で、喉のあたりがこちょこちょします。残ったら翌朝、みそ汁か、卵とじにして食べました。

 ドイツで春の訪れを告げてくれる魚は胡瓜魚。ドイツ語でStintっていいます。調べてみると、キュウリウオ科の海産の硬骨魚。全長約20センチメ-トル。アユに近縁で、沿岸に生活するが、成熟すると川の下流部で産卵するのだそうな。

 ハンブルクにはエルベ川が流れています。ドイツが東西に分かれていた頃は、エルベ川も旧東独の工場が廃水を垂れ流しするもんで、汚染が激しかったのですが、再統一なって改善され、魚も生息するようになりました。

 取れたてを踊り食いする根性はなく、当地ではバター焼きにします。付け合わせはもちろんポテトサラダ!今の相場で1キロあたり10ユーロ。上げ膳据え膳でレストランでたべると、例えばアトランティックホテルのレストランでは21ユーロ。筆者行きつけのレストランでは8ユーロでした。(ひめ)

■GEO写真展


 港を望むU3の駅Baumwallのすぐ横で、ドイツの有名な雑誌「GEO」の表紙のために撮りつづけられた世界中の航空写真が拡大プリントされて、港の遊歩道に展示されています。

 その圧倒的な迫力と美しさは言葉では表現できないくらい。自分の人生の中でその60点あまりの写真の中の一枚でも肉眼で見ることができるのか?と、思うと、「写真芸術」の素晴らしさに感謝しないではいられません。

 Baumwallという駅は目の前が港でたくさんのヨットや客船が浮かび、後ろには巨大なモダンアートを思わせる出版社の建物がそびえています。最も「ハンブルクらしい駅」なんです。エルベ川をはさんだ対岸には、もうすぐ始まるミュージカル「ライオンキング」の会場が見えています。

■湖上の音楽


いよいよハンブルクも夏休み。各地の学校も、もちろん休みになったし、オペラ座や劇場も夏休みに入りました。

では、市内には催し物が減るのかというと実はそうではなくって、通常のプログラムが減るけれど、変わって特別なプログラムが用意されるわけ。
アルスター湖畔にある少年少女音楽学校ではこの夏休み期間を利用して、日ごろの成果を発表することと、地域の人たちとの交流を目的とした音楽祭を計画しました。
そこで、その宣伝のために、内アルスター湖のパビリオン前にグランドピアノを弾く赤いドレスの女の子の人形を浮かべたわけ。

始めはびっくりしたけど、「湖上の音楽」と題されたこのオブジェはハンブルクの街並みに吸い込まれる美しいメロディーを奏でているようです。

■ハンブルクマラソン


 長らく更新をさぼっていた最新情報ですが、晴天の下行われたマラソン大会の模様を写真の収めたので、ひさしぶりに更新してみました。おふざけチームとか、気軽に参加している人がおおいかと思いきや、けっこうみんなマジなんでビックリ(@_@)!みんな一流選手並みの格好。

 めずらしかったけど、なかにはお遊びチームもいました。沿道でたくさんの人が応援しているわけだから、かなり効果のある宣伝ですよね。

■銀世界


 いつまでたっても寒くならない変な今年の冬。車のタイヤを冬用に替えずにほおっておいたら、なななんと突然の大雪! もちろん準備をおこたっていたのはきつねだけではありません、交通網はパニック状態。こまったものです。

 しかし、雪のふりはじめはいつでも綺麗なもの。これがかちかちに凍ったり、あとでどろどろになったりしなければねえ。

 今年の冬は暖冬のせいでだれもホワイトクリマスを期待してなかったけど、これで俄然期待は高まってきた。さてさてどうなることやら。

 あっと、これはキツネが散歩中に発見した「怪しい男」の写真。大きな袋をもって、赤い服を着て、煙突から進入しようとしているあいつはいったい誰だ!!

■紅葉まっさかり!


 今年の夏は本当に暑くってしかも長かった。きつねも10年以上ハンブルグにいるけど最高の夏だったなあ。

 さて、そのすばらしい夏も終わって今ハンブルグは秋まっただ中。公園特集でも書いたけど、まるで公園の中に街があるような気がするくらいに緑の豊富の所だから、木々の葉が色ずくこの季節の美しさも相当なもの。昨今日本では「紅葉狩り」に郊外まで走らなければ出会えなくなったけど、ここでは町中が紅葉にうもれることになる。

 もちろんいいことばかりではなくて、車をうっかり大木の下に一晩置いておこうものなら、次の朝には黄色い「葉っぱだるま」に出会うことになることもしばしば。

 綺麗なのはいいけど、このあとの落ち葉の掃除を思い出すとちょっとうんざりするなあ。

■ハンブルグーデュッセルドルフ間のビジネス列車開通


 デュッセルドルフという街は日本人にとっても馴染みのある街だ。これと言って観光できる場所があるわけじゃないけど、ドイツに進出している企業のほとんどの支社、あるいは本社がこの街にあると言っていい。だからたとへハンブルグに転勤がきまってもたいがいの人達は年に数回でもデュッセルドルフへ行く機会が必ず来る。

 今までこの区間はインターシティーという普通特急列車だけが走っていて、早くても3時間半はかかっていた。が、今度まったく新しい列車が登場した。その名も「メトロポリタン号」。完全にビジネスマン向けの車両で、内装はナチュラルウッドを使った洒落たオフィスその物。イスは全席黒の革張りで指定席。飛行機の機内食のようにすべての席へ食事が運ばれてくる。食事は前もって予約しておけばベジタリアンメニューも用意してくれる。コーヒーは磁器のカップだし、飲み放題のジュースもグラスで楽しめる。

 トイレも感動的に綺麗で、便座は自動で毎回綺麗に洗ってくれる。
 席は仕事用車両、サイレンス車両、クラブ車両と3つのカテゴリーに別れている。仕事用車両ではラップトップが使えるようにコンセントが至る所に用意されているし、全区間で携帯電話が常時使える。サイレンスでは全席に枕と毛布が配られ、ゆったりとできる。クラブではDVDが借りられて、自席でビデオを楽しめる。

 値段はちょっと高めだけど、いたれりつくせりのサービスでぜひとも乗ってみたい列車だ。

《写真はちょっとぶれたけどメトロポリタンの車内》

【始めに】