トイフェルスブルッケ  ドイツ人に散歩へ行こうと誘われたら、気軽に「JA」と言ってはいけない。別に悪い意味で言っているわけではなく、彼らの散歩に対する情熱は日本人の想像をはるかに超えているからだ。

 日本人にとっての散歩というと、その辺りをちょっとぐるっと回ってくるとかっていうイメージだが、ドイツ人の散歩は歩き始めたらまず半日は歩き続けるかもしれない。ただただどんどん歩いていってしまうのである。「いったい、いつになったら引き返すの??」という不安に襲われることもしばしばである。

 でも、ドイツの冬の重苦しさを考えればほんの少しでもお日様が出たときには、めいいっぱい日を浴びたくなる気持ちもわからなくもない。さらに、数年こちらに住めば、いつのまにか自分まで散歩狂になっている可能性も十分にある。

 そんな散歩狂にとってハンブルグはまさしく天国! 街の何処を歩いても絶好の散歩コースばかり。なんて言ってもこの街はまるで公園の中に街があるようなものだからね。あなたも車ばっかり乗ってないで歩いてみたらいかがですか。きっとハンブルグの別の表情に出会えるはずです。

<写真はイェーニッシュ公園のそば、トイフェルスブルッケでタンカーと観光船が交差している>


植物公園 シュタットパーク
  イェーニシュ公園    鹿公園
   ハイネ公園    フォルクスパーク
    ハーゲンベック動物園     リッセンの森
     外アルスター湖畔

Planten un Blomen  植物公園

 最寄り駅 Dammtor, Stephansplatz
 開園時間 夏期は朝から22.00まで
      冬季は朝から20.00まで
 料金 無料

 街の真ん中にある大きな公園。日中は学生やビジネスマンのたちの憩いの場となっている。Dammtorの駅の目の前なので通勤でこの中を通り抜ける人も多い。

 メッセー会場が隣接しているし、音楽堂などもそばにあるので誰もが利用する気軽な公園。勿論入場は無料。ガラス張りの温室もあるが、園内は珍しい草木がいっぱいあるのでわざわざ見る必要もないかな。春には桜と朴の木が満開になる。夏には木槿が、秋にはしゅうめい菊が、そして冬には椿に朧梅までも花をつける。日本ではあたりまえのように見かける草木もハンブルグでは冬の寒さがきついぶん、冬に花を付ける木々が少ないのだけど、ここでは見られるのでうれしい。一年中を通して花の見れるハンブルグではめずらしい場所。

 日本庭園もあって、そこには池に望むようにしてお茶室が建っている。夏場には茶道のデモンストレーションも行われているようだ。

<写真はお茶室> 【始めに】


Stadtpark シュタットパーク

 最寄り駅 U3 Borgweg, S Alte Woeher
 開演時間 常にオープン
 料金 無料

プラネタリウム  アルスター湖の南にある大きな,まるっきり柵のない公園。週末などは市民の憩いの場としてにぎわっている。すごく広いのでサッカーをしているグループもいれば野球を楽しんでいる人達もいる。

 野外プールがあるので夏場に家族連れで行ってみるのもいいだろう。プールの横に人工池があるが、これはアルスター湖と運河でつながっているのでどちらかでボートを借りれば、なかなか楽しい(ちょっとハード?)デートコースにもなる。

 園内には赤煉瓦作りのプラネタリウムがあって、季節ごとに変化のあるプログラムが用意されている。ここではよく室内楽の雰囲気のいいコンサートも行われていて、普通のコンサートに飽きたときにはいいかもしれない。

<写真はプラネタリウム>

【始めに】


Jenischpark イェーニシュパーク

 最寄り駅 S1 Klein Flottbek
 開演時間 常にオープン
 料金 無料

イェーニシュパーク  きつねの大のお気に入りの公園。フロットベックという高級住宅街からエルベ川に向かってのなだらかな自然の丘を利用して広々と芝生と森が続いている。はるかかなたに船が行き来するエルベ川が見渡せてそこが住宅街であることなど考えられない眺め。

 町中からは離れているので、家族連れや若い連中の団体などはほとんどなく、近所の住人やカップルがちらほらといるだけ。夕暮れ時の静かな時間はまるで別天地のような空気につつまれる。

 園内には美術館のコーナーでいぬさんが紹介している 「バルラッハハウス」がある。

 Sバーンの反対側には植物公園があってそこもかなりの広さなので日がな一日歩いてみるのもいいかもしれない。もちろんこちらも無料です。

<写真ははるかかなたにエルベ川をのぞむイェーニシュ公園>

【始めに】


Hirschpark 鹿公園

 最寄り駅 S1 Hochkamp, Blankenese
 開演時間 いつでもオープン
 料金 無料

鹿公園  エルベ川にそって町中から西の高級住宅街ブランケネーゼまで続くエルベショセーという道を車で走っていると森の中を走っているような錯覚をおこす。そのくらいに緑が深い道の両側はまるで別荘地に迷い込んだような、豪邸がはてしなく続いていて、その最終地点に鹿公園がある。

 エルベ川を観光船で走りながらこの公園のある所を見ると小高い丘になっていることがわかる。公園をぐるりと一回りしてそのままエルベ川へ行くときには、かなり急な階段をおりることになる。

 名前の通り、ここには鹿を放し飼いにしているところがあって、その他クジャクやカモなんかといっしょにのんびりと暮らしている。子供達が楽しそうに鹿に近寄っている光景をみられるのもうれしい。

 園内にはバレエの教室があって、平日の午前中など窓越しにのぞくとバレリーナの卵達がかろやかに踊っているドガの世界が見れるかもしれない。その横にはカフェの紹介のところでいぬさんが一押ししているヴィットヒュースがあって、散歩の締めくくりはここでのお茶とケーキがぴったり。

<写真は園内の並木道>

【始めに】


Heinepark ハイネ公園

 最寄り駅 Altona
 開演時間 ?
 料金 たぶん無料

ハイネ公園

 あのハイネの住居だったところが公園になっている、と思う。きつね談

 その存在すらほとんど日本人には知られていないし、ドイツ人だって、根っからのハンブルグっ子でないかぎりしらないようなさびれた公園。しかし、木漏れ日のなかを散歩するとその手入れのまったくゆきとどいていない風情がなんともうれしくなってくる。

【始めに】


Volkspark フォルクスパーク

 最寄り駅 S Volkspark
 施設 フオルクスパークスタジアム
 開演時間 公園内は常にオープン
 料金 公園内は無料

サッカー場  ハンブルグサッカークラブの本拠地、フォルクスパークスタジアムのある公園。ここもものすごく広い所なのでもし待ち合わせをするときには地図を持参しないといけない。

 最近新しく建て直されたスタジアムはサッカーだけでなく、ブルーデビルズというハンブルグのアメリカンフットボールの本拠地としても使われている。

 その広い園内は空いていればどこをつかってもかまわないけど、サッカーなどの試合のある日はいろいろな場所が駐車場になってしまうので気をつけなければならない。ちょうどスタジアムの横の空き地は、日本人会主催のソフトボール大会が近づくと、各チームの練習場にもなる。

 アウトバーンにちかい敷地はゴルフの打ちっ放しに使われているようだけど、ゴルフ音痴のきつねには詳しいことはわかりませーん。

【始めに】


Hagenbecks Tierpark ハーゲンベック動物園

 最寄り駅 U2 Hagenbecks Tierpark
 開演時間 
 料金 

 動物園

【始めに】


Wittenbergener Heide リッセンの森

 最寄り駅 S1 Rissen
 開演時間 いつでもオープン
 料金 無料

 日本人学校がハルステンベックに引っ越してから徐々に、多くの日本人が住むようになったリッセンにある公園。

【始めに】


Aussenalster 外アルスター湖畔

 最寄り駅 U1 Hallerstr.

アルスター湖畔   外アルスター湖の周りはぐるりと公園になっている。もちろん柵などないので自由に散歩できるし、カフェやレストランもあるからのんびりもできる。

 ぐるっと一周しようと思うとかなりの距離になるけど、休日などはこのコースを歩くドイツ人でいっぱいになる。春にはびっくりするぐらいの桜を満喫できる。木蓮、レンギョウなどなぜかほぼ同時期に咲くので春の美しさはハンブルグ1なんじゃないかな。

 レンタルボートが数カ所にあるから、天気の良い日にはアルスター湖から出発してまるで迷路のようにつながっている運河を探検してみるのもいい。小型ヨットがたくさん浮かんでいて、みんなオレンジ色の非常ベストをつけているけど、あれはヨットスクールの印。湖畔にはスクールもある。

 観光船が行き来しているので内アルスター湖から乗って途中下車してみるのも悪くない。

【始めに】