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・Musikhalle (ムジークハレ)
この世の中に音楽がある日突然なくなってしまったら・・・!
かなりこまる人、いっぱいいると思います。そんなことになったら、箸で皿をたたいてでも音楽を聞きたいっ!実は僕もそんな人です。東京にいれば世界中のありとあらゆるジャンルが簡単に聞けるけど、なんせお金がちと高い!!チケット手に入れるのも死にものぐるいだし。そんなこんなで頭に来ている人、耳寄りな情報がここにありまっせ。てなことで、ここハンブルクではチケット入手の争奪戦もなければ、夜のバイトをしなければ買えない程の高価なチケットもありません。
さあ、あしたはスタジアムでのポップコンサートでたっぷりと汗を流し、あさっては着飾ってオペラ座のアリアに酔い、週末はクールなJAZZを聞きながらドイツビールを楽しむのもよし、はたまた大ホールで世界のオーケストラを堪能するのもイイ。 こりゃ、忙しくなるぞっ!!
このコーナーではハンブルクのどこで、どんなコンサートに行けるかを紹介します。それプラス今後の見逃せないコンサートの予定と、行ってきたコンサートの感想もお届けします。
ドイツに来てクラシックを聞きに行かない手はない。やっぱり本場だもの。特にここハンブルクはブラームス、メンデルスゾーンの生まれ故郷。バッハも一時ここにいたし、マーラーはオペラ座で指揮をしてた。それに世界的に有名なNDR-Synphonieorchester(北ドイツ放送交響楽団)の本拠地でもある。さらにハンブルクには大小さまざまなオーケストラがいくつもあり、ほぼ毎晩のようにどこかで演奏会がおこなわれている。市民にとってクラシックはの心の音楽といえるだろう。
クラシック
ロック&ポップ
JAZZ
おまけ?
チケット
●クラシック
住所 Jonannes Brahms Platz 1
言わずと知れた「NDR-Synphonieorchester(北ドイツ放送交響楽団)」の本拠地である。先ごろ、このホールが建つ場所がカール・ムック・プラッツから、ヨハネス・ブラームス・プラッツにブラームス没後100年を記念して名前を変更されたのも記憶に新しい。・Staatsoper Hamburg (ハンブルク州立歌劇場)
赤レンガと緑色の屋根の典型的な北ドイツの美しい建物で、ハンブルクの代表的建築家Martin Hallerのデザイン。1908年に完成。ホール内の天井はガラス張りになっていて、天候により外の陽光を取り入れることも、さえぎることもできるようになっている。毎週日曜日の午前11時からは、NDRかHamburger Symphoniker(ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)の定期演奏会があり、明るい日差しのなかで演奏される。
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内部は大ホールと、小ホールにわかれていて、小ホールでは主に室内楽が演奏される。
さらに、ここへ来たらぜひ見てもらいたいのが、バーにある大理石のブラームス像。彼の回りには数人の女性が一緒に刻みこまれているが、ブラームスは生涯独身で音楽と共に生き、音楽と共に死んでいったひと。しかし、その内面に深く入り込んだ作品だと評価する人は多い。
このバーと反対側にある軽食堂には、歴代の首席指揮者や客演した演奏家達の写真が所せましと、飾られている。
チケットは市中のプレイガイドで購入するか、当日の開場1時間前からホール入り口で発売される当日券を買う。ところで気になる値段のほうだが、定期演奏会なら10マルクから約60マルクまで。客演による演奏会なら、高くても150マルクまで。ベルリンフィル、ウィーンフィル、またはホセ・カレーラスとなると250マルクぐらいまで。どんな演奏会でも当日券が無いということはまず無い。学生証があればさらに半額。
それにしても日本の3分の1ぐらいだから、こりゃぁ行かなきゃ損ですな。
住所 Grosse Theaterstr. 34-35
ドイツ3大オペラ座の一つ。通常はオペラかバレエが上演されているが、一月に一度ぐらいの割合で「アリアの夕べ」みたいのがある。オペラ座専属の歌手や、客演の歌手がきて普段とはまたちがった雰囲気で楽しめる。・Spiegelsaal (シュピーゲルザール)チケットはいつもと違った料金で、10マルクから40マルクぐらい。
住所 Steintorplatz 1 工芸博物館内
中央駅前の工芸博物館内に、とっても豪華な小ホール「シュピーゲルザール(鏡の間)」がある。その名のとおり壁面は鏡でおおわれ、内装は金をふんだんに使った作りになっていて普段は公開はされているものの、立ち入ることはできない。このホールの回りには古い楽器が展示されているので、その方面に詳しい人はぜひ見てほしい。・NDR Studio10博物館終了後の午後6時以後から、毎週木曜日にここで室内楽が演奏されている。プログラムは地味なものだが、この雰囲気を一度はあじわってほしい。地元の人達に開放されているようで、音楽大学の卒業コンサートや、音楽関係の朗読会や研究発表なんかも行われている。
入場料は博物館とはもちろん別で、だいたい10マルクぐらい。
住所 Oberstr.120
NDR(北ドイツ放送局)の小コンサートホールでアルスター湖に近い住宅街にある。近くに地下鉄の駅が無いので、TAXIか109番のバスを利用することになる。放送局の持ち物だけあって、録音設備などもあってここでの演奏会がラジオでライブ放送されることも度々ある。・Planetarium (プラネタリウム)古い室内楽が中心だが、たまに新曲の発表会などもあって新鮮なプログラムが多い。チケットは10マルクぐらい。当日その場で買える。
市内の南(地図で見るとアルスター湖の右上)にStattpark(シュタットパーク)がある。この中にプラネタリウムがあり、そこで満天星空をバックに室内楽が演奏されることがある。たまに朗読会なんかも行われていて単に星を見るだけで終わらない、企画には好感がもてる。・教会少し場所が不便なのでTAXI利用か、地下鉄U3のBorgwegから179番のバスを利用する。早い時間たいか、夏場だったらシュタットパーク内を散歩がてら歩いて行くのもいい。
ハンブルク中には本当にたくさんの教会がある。そのほとんどは、活発にコンサートを催していて、週末の教会音楽だけでなく、そのすばらしい音響効果をいかした演奏会も頻繁に行われている。・その他特に有名なのは市内で一番大きなSt.Michaelis教会で行われる「BACH-TAGE」。約3週間の間にバッハを中心としたプログラムが組まれ、国内外の演奏家が多数参加してたいへん盛り上がる。教会音楽が中心だが毎回特別コンサートが話題を呼び、NDR-Synphonieorchesterによるマーラーの2番(復活)が演奏されたときの興奮は今でも記憶にあたらしい。
チケットは10マルクから150マルクぐらいまで。当日その場でも買える。
コンサートホール以外にも時々いろいろな所に特設ステージが設けられ、演奏会がひらかれている。これらは夏場に多く、日が長くなった夜を利用してオープンエアーでのコンサートが多い。おなじみのところでは、市庁舎内の「ラートハウス・コンサート」。夏のバカンスシーズンに市庁舎を開放してハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団が、モーツァルトやハイドンを中心とした曲を演奏する。
日本では「外タレ」なんて呼ばれ特別扱いされてる連中もここではただのポップスター。異常な値段のチケットなんてありえない。チケット購入もとても簡単で、それほどあわてなくても、街でポスター見かけてからプレイガイドへ行っても十分に間に合う。当日券だって、正規値段で買えるし、ダフ屋から3倍もの値段で買うなんてことはありえない。日本では味わえないコンサートののりを体験してみよう!!・Volksparkstadion (フォルクスパークスタジアム)
場所 S21,S3 Stellingen
ドイツサッカーリーグ(ブンデスリーグ)といえば、もう日本でもお馴染みだがここフォルクスパークスタジアムは名門HSV(ハンブルクサッカーチーム)の本拠地。収容人数約2万人の競技場。夏場、とくにブンデスリーグの夏休み中は巨大なコンサート会場となる。もちろんマイケルジャクソンやU2クラスのスーパースター用。・Sporthalle (スポーツハレ)日本やアメリカと違ってまだコンサート会場の規制が厳しくないヨーロッパでは観客席は完全指定席制だが、スタジアムコンサートでのグランドは椅子無しの早いもの勝ち。ゲートオープン後はダッシュあるのみ。わき目もふれずにひたすら舞台前へ走ろう。運良くマイケルにさわれるほど近くの場所とれたとしたら、もう後はその場を死守するのみ。トイレに行こうなんて考えはおこさないように。もうそこへは二度ともどれません。えっ、でも「出物はれもの所かまわず」って言うし? あまいっ!そんなことを言っているようでは、甘い汁はすえませんぞ。がんばれぇ!!
住所 Krochmannstr. 55
ここは室内競技場。東京でいう代々木体育館ってところ。スタジアムコンサートなんかよりは、小ぶりだけど盛り上がりはそれ以上かもしれない。収容人数1万人ってところか。・Fabrik (ファブリーク)
住所 Barnerstr. 36
鉄砲の弾を作る弾薬製造工場として1889年に作られたこの建物は、1971年にコミュニケーションセンター「ファブリーク」として利用されることになった。・Grosse Freiheit 36 (グローセ・フライハイト36)三階建てのこのイベントホールには、ギャラリーやワークショップ、飲み屋、子供の遊べるキンダー・ラーデン(親がビールのみながらジャズを楽しんでいる間、子供たち同志で遊べるところ)そして正面には舞台があって劇や映画を上演したり、各種音楽が演奏できるようになっている。1977年、火事にあいほぼ焼け落ちましたが、2年後に元通り再建された。
アルトナにあって幅広い客層をもっている。コンサートはジャズ、ブルース、ロックに、アフリカンミュージックも多い。
住所 Grosse Freiheit 36
レーパーバーンの度真ん中のライブハウス。1500人ぐらいは入る。コンサートのないときはディスコになる。ここではロック、オールディーズ、ブルースなどが多い。ボンジョビのソロコンサートなんかもここでやるぐらいだから、大ホールとライブハウスの中間の広さ。・DOCKS (ドックス)
住所 Spielbudenplatz 19-20
ここもレーパーバーンにある。収容人数は1000人弱って所。ロック、ハウス、レゲーが多い。コンサートの無い日は映画を上映している。ミュージックフィルムかロードムービー。ドッグスの裏手には建物を同じくして「プリンツバー」がある。ここは、ディスコ兼小ホールでかなりヘビーなテクノなんかをやっている。・Markthalle (マルクトハレ)
住所 Klosterwall 9-21
中央駅の近くの倉庫を改築したライブハウス。入り口は小さく汚いが、中はけっこう広くて1000人近くは入ると思う。この建物全体が芸術センターのようになっていて、家具専門とピアノ専門のアンティークセンター、絵画の学校、バー、レストランが入っている。音楽だけでなく、演劇、朗読会と幅広いプログラムを組んでいる。・LOGO (ロゴ)
住所 Grindelallee 5
ハンブルク大学のそば、学生街にある。広さは500人も入ればいっぱいか。アマチュアバンドの演奏が多いほか、今はめっきり減ったヘビメタやパンクのライブもたまーにある。グローセフライハイト36、ドッグス、マルクトハレ、ファブリークはおすすめ。「あんまりうるさいのはイヤ!」って言う人にはむかないけど、いい意味での本当のコンサートを楽しめる所。地元ハンブルクっ子と一緒に歌って踊って汗を流せるのはこういう場所だよね。ロック、ポップス、ブルース、ハウスにテクノ何でも来い!
ロック&ポップのチケットはライブハウスで10から40マルク、その他は30から60マルクぐらいまで。
今どきJAZZのCDが売れるのは、「日本とフランスぐらいだ!」というのは承知のごとくだが、僕が思うになかなか北ヨーロッパも頑張ってると思う。特にハンブルクは比較的JAZZのコンサートの多い土地として、ドイツの中では知られている。・BIRDLAND (バードランド)
住所 Gaertnerstr. 122
木曜はセッション、金土がライブ
ご存じのようにNYのBIRDLANDとおんなじ名前。この両店につながりがあるかは未確認。ハンブルクで、いやもしかしたら北ドイツで一番JAZZらしいJAZZを聞かせてくれる店。・Dennis swing club (デニス・スイングクラブ)店内すべての壁にJAZZジャイアンツ達の肖像画がかけられていて、内装はとても雰囲気がある。音もひじょうに計算されていて、何時間いても疲れない。100人も入ればいっぱいの店内は、週末はいつも満杯で夜9時に始まる30分前にはいって、良い席を確保したい。
ミュージシャンはソロのときもあれば、多くても6人ぐらいまで。スイング、エレクトロニクスはまったくなく、モダンJAZZが中心。たまにひょっこり有名なミュージシャンが加わったりして、楽しいことこのうえない。心底JAZZの好きな人達の愛べきお店。
住所 Papenhuderstr. 25
月火休み
数年前まではハンブルクの有名なJAZZピアニストのデニスの店で彼が週に一度ピアノにむかうか、ハンブルクのJAZZマン達が演奏していた。ところがデニスが亡くなっていらい、この店のプログラムはとても幅広くあけはなたれ、有名どころが来ては地元の連中にまじって楽しい演奏を聞かせてくれるようになった。・Cotton club (コットンクラブ)店内は50人も入ればいっぱい。ミュージシャンもそろかトリオまで。ゆっくりお酒を飲みながらJAZZを楽しめる大人の店。
住所 Alter Steinweg 10
日曜以外毎日演奏あり
コットンクラブはどの旅行ガイドブックにものってる超有名な店。しかし、ここでやってるJAZZはスイング系かその前後のいわゆる「バンジョーJAZZ」。この店のシンボルマークを見ればわかりまーす(黒人さんがバンジョーかかえて陽気に歌ってる)。ブルーでクールな曲を期待して行くと、ものすごーくはずして、がっくりきますよ。
これまで誰もがしってる音楽を紹介してきましたが、なかには「ドイツには日本の演歌にあたるものはないのか?」なーんて思っている人もいるのではないでしょうか。 うーん、これはとっても難しい質問です。いわゆるここのフォルクスミュージック(僕はあんまりくわしくありませんが)は、たぶん南ドイツのビール片手に肩組みながら歌う、あの陽気な曲のことかなぁ。
北ドイツではあんなのを聞かせる店は無いと思うけど、どうしても「聞きたい」「肩組んで歌いたい」っていう人の為に耳寄りな情報は、まずDOM(移動式遊園地)へ行くこと。ここなら必ずやっています。みんな酔ってるから、がんがん歌えまーす。 それから、毎週日曜日のFischmarkt。ここのオークションホールでは、明け方の5時ぐらいからたくさんの人が早くもへべれけで、バンド演奏にあわせて飲めや歌えや踊れやの大騒ぎをしています。せっかくドイツに来てミュンヘンのオクトーバーフェストに行けないひとは、ぜひこの手で楽しんでください。
各種コンサートのチケットは町中のプレイガイド(Theaterkasse)で買えます。ライブハウスなどは当日の30分前ぐらいに行けば必ず買えます。コンサート情報は新聞(Abendblatt)の毎週木曜日に情報が満載されていて便利。そのほか、日本のピアにあたる「SZENE」を本屋かキオスクで手に入れることをおすすめします。