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ハンブルクには大小さまざまな映画館が約40あります。
ドイツの映画館の特徴としては一つの映画館で一つの映画が上映されているのではなく、一つの建物の中がいくつかのホールにわかれいて同時に複数の映画が上映される形式で、「この映画を見るためにあそこの映画館へ行く」のではなく、「映画館へいってからどの映画を見るかをきめる」タイプです。大きな映画館では10種類ものプログラムが上映されていてどれにしようか迷ってしまうほどです。もちろんこのような映画館では最新のロードショーものばかりをあつかっていて子供から大人まで楽しめ、週末になると若い人達や家族連れであふれかえっています。
その他に、話題の質の高いB級映画を専門に上映し、本当の映画ファン達に人気のある小中型映画館もいくつかあります。このような映画館では、たまにオリジナル言語か字幕つきで上演されることもあるので、語学に自身のある人はこちらの映画館へ足を運ぶとよいでしょう。
前記の大型映画館では、ほとんどがドイツ語吹き替えです。なぜそうなのかは確かではありませんが、一度『オリジナル言語ドイツ語字幕つき』でみてみればなんとなく解るような気がします。ドイツ語の単語の中には恐ろしく長いスペルのものが多く、字幕の画面がしょっちゅう変わっていて映画にまったく集中できないのです。当のドイツ人達がそう言っているのですから、後の選択は語学力次第ということになるでしょう。
アクションものや、コメディーはほとんど言葉を理解する必要もないし、普段の生活から離れた映画館の雰囲気を味わうのも楽しいと思います。<写真は地下にボーリング場を備えたUCIキノセンター>
UCI ユーシーアイ
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Cinemaxx シネマックス
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Ufa-Palast ウーファーパラスト
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Grindel グリンデル
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Passage パッサージ
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City シティ
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Streit's シュトライツ
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Zeise ツァイゼ
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Holi ホーリー
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Abaton アバトン
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Metropolis メトロポリス
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3001 ドライタウザントアインツ
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Autokino アウトキノ
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● UCI(ユーシーアイ)
住所 Baurstr. 1-3
最寄り駅 Othmarschen
入場料 10〜15 DM
ハンブルグの西、OTHMARSCHENにできた新しい映画館。地下には40レーンもある巨大なボーリング場もある。● Cinemaxx(シネマックス)館内には7ホールあって、超大型スクリーンで最新映画も見れれば、ちょっと時期はずれの映画をこじんまりとしたスペースで楽しむこともできる。
この映画館はショッピングセンターもかねていて、平日に来ても楽しめるようになっているし、1時間1マルクという格安の駐車場が隣接していてとても便利。
入り口横にあるアメリカンフードレストランは明るい雰囲気で、週末にはショータイムがあって従業員達が小さなミュージカルを披露している。パソコンクラブお気に入りの場所!
● Ufa-Palast(ウーファーパラスト)昨年オープンしたばかりの近代的超大型映画館。Dammtor駅の向側にあり、明るい照明に照らしだされた建物はハンブルクの新しい夜の顔として登場し、その周辺の交通渋滞が社会問題にまでなったほどの人気のある映画館。
館内には8ホールがあり一番大きなホールは1000人を収容する。この大ホールの目玉は、上映前に約10分間のレーザーショーがあること。館内にスモークが流れデジタルドルビーサウンドをBGMに行われるショーは度肝をぬかれる。このショーを良い角度から見るために、客席は中央の後ろの方からうまっていくか・・・。
その他のホールは約300人収容可。全ホール、ハイテクを駆使したスクリーンと音響で楽しめること間違い無し。プログラムは最新のロードショー物ばかり。
● Grindel(グリンデル)長い改装工事の末今年に再オープンされたUfaは館内に10ホールがあり、全ホールで3500人を収容できるという最大級の映画館。スクリーン、音響、座席などはもちろん、レストラン『ピザハット』も新しくなった。友達との待ち合わせにも便利なことはもちろん、食事だけも可能。
Gaensemarktは町の中心ですぐそばにはオペラ座もある。場所がら買い物の前後、仕事や学校の帰りなどの人達で一日中にぎわっている。プログラムは最新ロードショー物ばかり。
Cinemaxxができるまでは、ハンブルク中で一番大きなスクリーンのある映画館だった。すぐそばにハンブルク大学があるので今でもたくさんの学生達でにぎわっている。● Passage(パッサージ)ここの呼び物は、大画面での「深夜の上映会」。月一回ぐらいのペースで行われ、だいたい深夜0時から始まり明け方までやっている。たとえば『ゴットファーザー1,2,3』とか、『ロッキー』5本立とかで、今までで一番すごかったのはやっぱり『エイリアン1.2.3』。朝方帰途につくころは頭の中が、グチャグチャのエイリアン状態になってしまうので、この『深夜の上映会』に参加したい人は、よくよくプログラムを確かめてからにしたほうがいいかもしれません。
通常のプログラムは大画面の迫力をいかしてアクションものが多い。
「映画館」らしい雰囲気をもった映画館。具体的には、時間待ちの客達が憩うホールにはカフェーがあり、BARがあり、おまけに噴水まである。赤いじゅうたんが敷き詰められた階段を上ってチケットを切ってもらい館内へ入る。モダンでシンプルな内装が多いハンブルクでは、珍しく華やかで懐かしい雰囲気のある映画館。● City(シティ)大ホールのスクリーンは最初のコマーシャルが終わると舞台前面にせりだしてくる仕掛けで、実際の画面よりずっと大きく感じられる様になっている。館内には3ホールがあり、どれも音質、画質ともにバランスがとれている。人気のある作品をロングランさせているので、人気の波が少し過ぎた頃ゆったりと落ち着いて見たい人にはおすすめ。
CityのあるSteindammという通りには、「Savoy(サボイ)」と「Neues Cinema(ノイエスシネマ)」という映画館もある。Neues Cinemaはスクリーンが一つで、話題作をひかくてき長い期間上映している。CityとSavoyはUfa-Palast系列でプログラムはほとんど同じ。● Streit's(シュトライツ)しかしCityの特徴はなんと言っても、ほとんどの作品を英語かオリジナル言語と字幕で見れること。初めにあるように、ドイツではほとんどの映画館がドイツ語吹き替えなので、新作ロードショーものを英語かオリジナル言語で見れるのは非常にめづらしい。英語に自身のある人には、ここをおすすめします。館内も新装後きれいになり、インターナショナルな客層でにぎわっている。
ただ一つ問題は、このSteindammという通り。こあたりはその昔「夜の街」としてとても栄えたところ。けれど今では当時の活気はなくなり、非常にやばい雰囲気をかもしだしている。女性同士でのこの道の行き来は絶対に避けるべき。
約500収容のホールが一つきりの館内だが、とても人気のある映画館。映画関係者の試写会などは必ずここで行われる。なんといっても場所がいいから。となりは「カルティエのショップ」向かいは「Hotel Vier Jahreszeiten」と書けばわかるとおり街の中心、高級店の並び、子供より大人むけのロケーション。さらに上映作品が、どこかで映画賞をとったものばかりとくれば人気がないわけない。● Zeise(ツァイゼ)もうひとつ嬉しいのは、毎週日曜日の11時からはオリジナル言語で上映されること。ハンブルク市民のなかには、この日を楽しみにしている映画ファンがたくさんいる。
もと工場だった建物を映画館、レストラン、ショップに改装しなおした所。天井や柱、フェンスや扉などはもと工場のそのままなので迫力満点。雰囲気も最高。音質、画質ともに最上のもので常に満員。なかなかチケットが手に入らない。プログラムは最新ロードショーもの中心だが、3ホールあるうち一つは必ず最新の「問題ありの話題作」や、ひとむかし前の傑作作品などを上映している。● Holi(ホーリー)余談だが、この建物内のピザ屋『Cafe Eisenstein』はハンブルクで一番うまい店として知る人ぞ知る、超有名なピザ屋。ほかに映画館に付随したカフェーバーがあり、ここでは一日中JAZZがながれていて気持ちの良い店。なにはともあれ、ここは一見の価値あり。
駅の目の前で便利。2ホールあってプログラムはStreit's(シュトライツ)に似ている。ハンブルク大学に近いせいか、いつも若い人達でにぎわっている。大人向けの作品が多く、子供はほとんど見かけない。大ホールの客席の床がU字型にそっていて(真ん中あたりの席は低い位置にある)、前列の椅子は不思議な角度(プラネタリウムのように上を見ている)に傾いている。これがなかなか見やすい。● Abaton(アバトン)
ハンブルクでもっとも通むきの映画館。映画館のコンセプト自体が「映画は芸術だ」を全面にうちだしていて、いわゆる「ハリウッド系の娯楽だけ」作品などはぜったいに上映しない。そのかわり世界中の宝石のような小作品を常に上映していて、ここへ一日おきに通っている人達もいるぐらい。● Metropolis(メトロポリス)
ハンブルクで生活する機会があったら,Abatonのプログラムは常に入手しておくことをお進めします。ただハンブルク大学が隣接しているため、つねに学生達やもと学生たちでいっぱい。見たいプログラムがあったらかなり早めにいくか、前売りを購入したほうがいい。そのほか、日曜日の午前午後は子供の為のプログラムを組んでいることが多い。
● 3001(ドライタウザントアインツ)オペラハウスに隣接している、がほとんど目立たず、気がつかない。建物は近年改築され新しくなったが、小さな入り口だけが通りに面していて、映画館自体は建物群の裏、かなり奥まった所にあるのでふらっと入るような雰囲気ではない。
そしてプログラムもふらっと行くようなものではなく、映画人たちが研究のためにみるような作品とか、世界中の「その国ではちょっと名の知れた監督の作品」とかが多く、趣味があえばはまりやすいし、趣味があわなければ、30年ハンブルク住んでいても一度もいかないような映画館。しかし気をつけてプログラムを見ていれば日本の映画や、アジア、アフリカなどの普段見ることのできない作品に出会えることもある。
珍しいところでは、大島 渚監督の『愛のコリーダ』なんか日本では見ることのできない、無修正版がここではたまに上映される。
『三千一』という珍しい名前の映画館。あまりにもマイナーなのでほとんどの人は知らない。いや、知らないほうがいいかもしれない。そもそもこの映画館、あまり映画を上映しない。場所もSternschanze界隈といってあまりお進めできない地区。しかし世の中いろいろな趣味の人もいるので、この映画館とこの界隈に懐かしさを感じる人もいるだろうから、一応紹介します。● Autokino(アウトキノ)映画館全体がアンダーグランドなカルト指向で、普段はその手の人達の集会所と化している。映画のプログラムは月に一度は『イージーライダー』と『ウッドストック』があり(ほんとうか?)、たまに「きわもの(?)の人達が変なもの食べちゃうような映画!」と言えばわかるだろうか、そんなのがやっている。
しかしいいところもあって、非常にたくさんのミュージックフィルムが上映されること。音楽ファン(クラシックと演歌以外)にとっては、貴重なフィルムが上映されることがあるので、チェックしたい。
一度は行ってみたい場所。もちろんここへ行くときは入念な下準備が必要である。第一に、ハンブルクというところ夜まで暖かい日は少ない。前日には天気予報を必ずしらべましょう。
第二に、真冬にドライブインシアターに行く人はほとんどいないわけで、当然夏に行くのだが、ハンブルクはあまりにも緯度が高いため、夏場は夜11時近くまで明るい。明るい外で映画を見ても(べつにわるくはないけど)たいして楽しめないとおもうがいかに? とは言え、一度は彼女と二人で、夫婦で(友達連れや子連れで行くのはもってのほか!)いつもと違うハンブルクの夜を過ごすのもわるくはないよね。